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第9回は13弾発売当初から組みたかったSRリンのデッキ。13弾発売以降挑戦と挫折を何度も繰り返してようやく仕上がりました。レシピは写真で割愛。
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始めに言っておくが13弾SRリンデッキは22弾になって初めて実戦投入したのだが、13弾発売当初から本気で組みたいと思っていたし、CSでいい成績を残したSRリンデッキを見つけては「自分には扱いきれないなぁ」と感じながら構築を煮詰める度に挫折を繰り返してきたデッキ。

14弾以降はチキデッキ使いの一人として環境に合ったチキデッキの模索を第一としてきてたが、22弾が最終弾と聞いて様々なデッキの開拓に取り組めるきっかけを得てからは真っ先に熱を入れて考察してきたデッキでもある。かつてはSRリンデッキから逃げてSTリンデッキを模索するくらいには常にリンデッキに対するモチベーションは高かった。

私がSRリンデッキを組む上で一番気にしたのがフィニッシュへ向けてのセットアップ。釣り出しなら4Cエリウッド、打点強化ならピアニー、手段を用意するだけなら簡単。難しいのは限られたターンでこれらの必要なカードを揃えること。釣り出し、打点強化、英雄紋章とその仕込み、踊り子とこれら5種類をそれぞれ1種類のカードに依存するのは安定性に欠けると思いこの手段を増やしたかった。

たった数回のドローだけでCC札を含めたフィニッシュに必要なカードを全て揃えるのはかなり難しい。当然足りない分を退避から拾うのだが、拾いたいカードが無ければ意味がない。では5ターン目開始時までにどれだけ退避が肥えるか。余程の高速展開にならない限りは5ターン目開始時に退避に落ちているカードは恐らく15枚前後だろう。逆に言えば初期手札、初期オーブを差し引いてもデッキには半分近いカードが眠っていることになる。欲しいカードのどれか1種類が手札にも退避にもない可能性は充分あり得る。

このデッキは踊り子と英雄紋章こそ4枚1種類しかないが、釣り出し6枚、打点強化8枚、手札または退避からデッキトップへの仕込み9枚の投入を実現。またCPや各役割を持つカードのコスト帯を複数にすることで様々な組み合わせでのセットアップが可能に。

強制進軍に頼らずに主人公を直接釣り出すにはそれ相応の出撃コストが必要だが1Cアルヴィスだけは例外でこのカードだけは絶対に採用したかった。しかし神器+聖戦旗では納得のいく構築まで仕上がらなかった。

そこで目を付けたのが女神紋シンボル。まずは5Cメルセデスでこのカードにより聖戦旗シンボルが1Cアルヴィスのみでも採用することが可能に。次に3Cドロテアで手札に入ってしまった1Cアルヴィスを退避に落とせるようになった。更にこの3Cドロテアは退避を肥やすこともできSRリンのCCコスト4であることも含めて絆3枚のターンでは一番展開したいカード。加えて2Cドロテアは主人公の打点を上げるスキルを持っているためこのデッキにおいてドロテアの貢献度は非常に高い。CPメルセデス、CPベルナデッタも出撃コストなしで退避、絆から必要カードを回収できる。

セットアップ手段が複数あるため常に手札、絆、退避の状況と相談になければならないため扱うのは少し難しいが、構築自体は自分なりには仕上がったと思っている。

今回はここまで。次回は金曜日か土曜日に更新します。それでは ノシ
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